手段としてのソフトウェア

作りたいものが見つからず不安なので,せめて何か蓄積したいと思いました。

データとの向き合い方

統計学は最強の学問である 実践編」をやっと読んだ。読んだつもりになっていた時点から相当時間が経っていて自分でも笑えるが,何もしていないよりはマシだろうし,途中でちょこちょこ実務にも役立っていたので良しとする。

 

まず何より大切なのは,データに対する姿勢を身に着けることだと思う。どういう手法があり,それぞれどういった強みがあって,結果をどう受け止めるべきか,そのあたりの実務に必要な内容が良い具合に書かれていてたいへん助かった。

数学的にどうか,というところは,これから必要に応じてコツコツやっていこうと思っている。

 

自分がプログラマの端くれであることもあって,機械学習がどうとか,そういう高みというか流行りに乗りたいという下心があって読み始めたが,無意味にオーバースペックな手法を適用するより,エクセルでできることを,まず手を動かして確かめてみることの大切さみたいなものが良く分かった。

 

重回帰分析,クラスター分析,なんだか身構えてしまう手法だったけれども,分類をいろいろ試してみて,しっくりくるものを選ぶためのツールだ,とか,とりあえずやってみるための大切な初めの一歩を教えてもらった。

 

アタマが悪いなりに,一歩ずつ進んでいこうと思っている。